10月某日、無事出産しました。
元気な男の子でした。
産まれてからは怒濤の日々です。
○陣痛が始まるものの…
出産日の二日前から、陣痛らしきものを感じていました。
でも、さほど痛くもなく、間隔もまちまちで、所謂前駆陣痛というやつでした。
出産日の一日前、陣痛が規則的になったものの、20分間隔から縮まらず…。
一応産院に電話してみましたが、待機するよう言われました。(そりゃそうだ)
その日まで、赤ちゃんが待ち遠しかった私は散歩をしたり、マタニティヨガをしたり、好きな映画を見ながら乳頭刺激をしていました。
ですがその日は異様なほど眠く、日中ゴロゴロ・ウトウトして何もしないまま過ぎました。
あとから思うとそこでたっぷり寝たことが良かったな~と思いましたが…偶然?
続く陣痛にドキドキしましたが間隔は縮まることなく……寝ようか、ということになりました。
ベッドで夫と話をしていると、今まで一番強い胎動(思いっきり蹴られた?)、ばちんという音、股間からどろっとした液体を感じ、
「破水だ!!!」
と飛び起きました。
私のおなかに手を当てていた夫もその衝撃を感じたらしく、
「この子絶対蹴って自分で破水させたよね」
と、語ります。
私もそう思いましたが、昼の睡魔といい、まるでお腹の中の赤ちゃんに自分の体が操縦されているような不思議な体験でした。
産院に駆け込んだところ、とりあえず分娩室へ運び込まれ、子宮口などをチェック。
まだ本陣痛は始まっていないということで、その夜は入院することに。
夫と別れ、一人病室で眠る……段々痛みが増してきますが、まだ我慢できないほどではないので、体力温存のため目を閉じて横になりました。
そしてしばらくし、トイレへ行ったら大出血。
あわててナースセンターに駆け込んだところ、NSTのち、分娩室へ行くことになりました。
○旋回異常!?
出産については予習していたので、とにかく有効な陣痛が来るときまで体力を温存しておくのが大事だという認識の元、
持参したおにぎり&チョコとポカリを飲んでできるだけリラックスして横になっていました。
そこへ当直の医師が。
「赤ちゃんの回り方が逆なので、心音が弱る瞬間がある。このままだと帝王切開したほうがいい」
胎児は回転しながら産道を通ってきますが、逆回転すると引っかかってうまくいかず、困難になることがあります。
まさかの展開でしたが、赤ちゃんの命第一ということで了承しました。
たぶん陣痛が弱いことが原因だから、促進剤を使ってみると良くなる、体位は四つん這いにすること、と指示され、それから7時間、促進剤を打たれ四つん這いで分娩に挑むことになりました(笑
途中、助産師さんが人をダメにするクッションを持ってきてくれたので楽になりました。
…が、やはり終わった後腕の筋肉痛になりましたね普通に。
…が、やはり終わった後腕の筋肉痛になりましたね普通に。
結局、旋回異常は治り、無事に男の子が産まれました。
へその緒が長く、あちこちに絡まっていたそうですが、とても元気いっぱいに泣いていて一安心。
助産師さんに赤ちゃんを抱かせて肌と肌を触れ合わせてもらい、おっぱいを飲ませてあげました。
母乳が出てるかどうか分かりませんけどね(笑)
早期母子接触には、赤ちゃんが母親の常在菌をもらえて抵抗力がつく、母乳の出がスムーズになる、母体の出血が抑制されるなど、良いことずくめなのでバースプランに希望しておきましたが、良い思い出になりました。